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Self-Awareness(自己認識)を高める5つの方法




EQ(Emotional Intelligence Quotient)は、5つのスキルで構成されています。


Self-Awareness(自己認識)

Self-Regulation(自己管理)

Social Awareness(社会認識)

Empathy(共感力)

Social Skill(社会スキル)


今回は、Self-Awarenessとは何か、その重要性について説明していきます。


Self-Awarenessと重要性

Self-Awareness(自己認識)は、EQを構成する最初の要素で自分自身の感情や長所、短所を深く理解し、それが他者へどのような影響を与えるのか理解する能力のことです。


Self-Awarenessの高い人は、自分の感情が自分や他人、そして仕事の成果にどのような影響を与えるかを認識できています。仕事の場面で例を挙げると、自分の性格や性質を理解し、プロジェクトの締切に関して慎重に計画し、余裕をもって仕事をこなせるような環境を自ら作り出せます。


例えばAさんは、報告書の作成が苦手で締め切りを守れないということが度々起こっていました。そこで、Aさんはなぜ締め切りに出すことができないのか自己評価をします。報告書を作成すること、文章を書くこと、タイムコントロールのように作業を分解し、自分がどの段階でつまづいているのかを客観的に見た結果、Aさんは文章を書くことが苦手で時間がかかりすぎていることが原因だと気づきます。時間をかけずに文章を書くために、文章力を高める講座を受講し、報告書用のテンプレートも作成、提出前に同僚に報告書をチェックしてもらうようにしました。

このようにSelf-Awarenessを高めると、自分のパフォーマンスにおいて何に原因があり、どう改善すれば良いのか客観的に自己評価できるようになるのです。


また、要求の厳しいクライアントとの交渉でも、自分が抱く感情や不満の深い理由を理解することで、一歩進んで、ネガティブな感情を建設的なものに変えていけます。例えば、金銭的には魅力的だけれども、自分の主義や長期的な目標にそぐわない仕事のオファーがあった場合自分の主義主張と目の前に提示されているオファーや事柄との接点を見つけ出し、現実的に物事をとらえながら自分にとって最適な判断を導きだすことができます。


Self-Awarenessを高められると、一時の感情に流されず、物事に対して客観的かつ思慮深く対応できるようになるのです。自分自身の感情をコントロールできることは、最も価値のあるスキルのひとつと言えるでしょう。Self-Awarenessはその基礎だと言えます。

 

Self-Awarenessを高める5つの方法

Self-Awarenessを高めるための方法はたくさんありますが、ここでは最も効果的な方法をいくつか紹介します。


1.マインドフルネスを実践する

マインドフルネスとは、自分自身と周囲に注意を向けることです。例えば、瞑想で一つのことに集中する練習をし、自分の内的状態や物事に対する自分の反応により意識を向ける練習になります。


2. ヨガをする

ヨガは身体的なトレーニングに思えますが、それと同じくらい精神的なトレーニングにもなります。体を動かしている間も、心は規律や自己受容、気づきを学んでいるのです。ヨガとマインドフルネスを組み合わせることで、自己認識を高めることもできます。


3. 振り返りの時間を作る

振り返りには様々な方法があります。日記を書いたり、大きな声で話したり、ただ静かに座って考えたり、自分を振り返るのに役立つことなら何でもできます。


4. 日記を書く

日記を書くことのメリットは、自分の考えや感情を確認し、受け入れることができることです。日記は自分が何を望んでいるのか、何を大切にしているのか、何が自分にとって有効なのかを発見するのに役立ちます。また、何が自分にとって重要でないのか、何が自分にとってうまくいっていないのかを知る助けにもなります。


5. 大切な人に聞いてみる

自分の内面を知ることは大切ですが、外からのフィードバックも役立ちます。家族や親しい友人に自分のことを説明してもらいましょう。一人の言葉を鵜呑みにするのではなく、いろいろな人と話して、自分自身を総合的に判断する必要があります。


自分で実践できそうなものを紹介しましたが、おすすめなのが、コーチングです。コーチングでは、自己発見と自己学習のプロセスの中で自分自身のEQスキルも磨いていくことができます。


BrainMaidでは、エグゼクティブ・コーチングサービスを提供しています。このコーチングプログラムではクリエイティブかつ革新的にチームや人を率いていくために必要なリーダーシップを養うことができます。ICF(国際コーチ連盟)のコーチングプロセスに沿った完全オーダーメイドのプログラムは、判断や言動が組織全体にどのような影響を及ぼすかを予測する力や、戦略・ネクストアクションに対して必要となる思考法など、リーダーが一歩先を行くために必要なものばかりです。


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